美術学部 美術・デザイン学科 - カリキュラム
※2014年度より

クラフトコース Craft Course

素材の中に眠っているかたちを掘り起こし、つくり手の感性、技術、知識によって素材に命を与えていく。

今日、「クラフト」は表現とその解釈ともに多様化していますが、素材を自らの手と感性、技術、知識で造形表現することにほかなりません。そして各自の豊かな感性、時代に即した柔軟な志、伝統技法への敬意を持ち続けること、さらに素材の中に眠っているかたちを掘り起こし、つくり手によって素材に命を与えていくことが必要です。クラフトコースでは、この認識のもと、金属と木というクラフトに馴染みある素材を使い、自分の中にある感性で、つくりたい「モノ」をイメージしながら、器、装身具、家具、工芸作品などの制作を通して、「何を大切に表現しなければならないか」を考え、「ものづくり」と「モノ」のあり方、新たな可能性を探る視点の必然性をバランスよく学んでいきます。1年次にはクラフトデザイン系を軸とし、造形の基礎的表現力とクラフトにおける基本的技術と知識を身につけ、絵画・彫刻もしくはビジュアルデザイン系のいずれかの選択科目を履修し、各自、表現の幅を広げていきます。また、必修のデジタル・リテラシー科目で、デジタルスキルも身につけていきます。2年次前半では数種の素材を生かしたものづくりを学修し、クラフトにおける素材表現の適正を確認し、また、それ以降の作品をより厚みのあるものとして専門的な基礎を学修していきます。2年次後半より主に金属・木素材を中心に、それぞれの特性を考察し、各自の作品づくりに取り組みます。さらに3年次では自由な発想で自己表現の確立を目指し、それぞれのテーマ、素材をふまえ、高い表現技術や専門知識を学修し、制作・研究していきます。4年次になるとクラフト分野ゼミとなり、各ゼミによるテーマで制作・検証・研究し、卒業制作に繋げていきます。クラフトコースで培った美術・デザインの専門的な表現技術と経験を活かし、幅広い教養と専門知識を身につけ、広い視野を持った社会に貢献できる表現者、教員の育成を目指します。

カリキュラム curriculum

2年次

クラフト基礎 Ⅰ 金属及び木による基礎技法表現
クラフト基礎 Ⅱ 陶による表現と各種素材によるPlanning
クラフト基礎 Ⅲ 彫金、鍛金技法を主とした作品制作
クラフト基礎 Ⅳ 木工技法を主とした作品制作

3年次

クラフト表現 Ⅰ 家具、インテリアエレメントをテーマとした作品制作
クラフト表現 Ⅱ 木又は金属を素材として「器」をテーマとした作品を制作
クラフト表現 Ⅲ クラス内で決定したテーマを基に作品制作をする
クラフト表現 Ⅳ 各自が決定したテーマで作品制作をする

4年次

クラフト研究 Ⅰ 各自の研究テーマで作品を制作 Ⅰ
クラフト研究 Ⅱ 各自の研究テーマで作品を制作 Ⅱ
卒業制作 4年間の学修及び制作研究の集大成