造形美術科 絵画コース

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油絵を基本にドローイング、版画、ミクストメディアなど幅広く表現の可能性を追求。

油絵を基本とした制作を通じて、絵画芸術の幅広さ、奥深さを学びながら、自己表現の可能性を追求するコースです。
油絵以外にもドローイング、版画、ミクストメディア、テンペラ、彫刻など、広範囲かつ集中的に基礎から学べるようカリキュラムが組まれ、現代の絵画表現に通じる創作を実践します。

カリキュラム

1年次

学生一人ひとりの経験を踏まえ、絵画表現に必要な基礎体力が身につくように、基本から段階的に積み上げるカリキュラム構成となっています。

※□の数字は単位数です。
基礎デッサン2単位
絵画表現の最も基本となる描写力を養うために、幾何形体や石膏像を鉛筆、木炭などでデッサンする基礎トレーニング。絵画制作への取り組み方についての基本姿勢を学習する。
油画I(静物)2単位
絵画独自のものの見方・空間のとらえ方について学びながら、さまざまな形や色彩と質感の静物を油絵で描く。制作を通じて油絵の具・画溶液など、画材の専門的な扱い方について学ぶ。
油画II(人体)2単位
表現の要素が複雑に混在している人体(ヌード)を、クロッキーやデッサンと油絵で描き、人体表現の面白さに触れ、油絵制作の過程について研究する。
油画III(風景)2単位
身近な風景からテーマを発見し、風景画を描く。奥行きや広がり、遠近の区別、視点の位置など風景画独自の構成要素を捉え、表現する力を身につける。
彫刻2単位
人体(ヌード)をモデルにして塑造やテラコッタで人体立像を制作し、彫刻表現の基礎技法や彫刻を構成する造形要素を具体的に学ぶ。
版画I(リトグラフ)2単位
リトグラフの独特な表現と、多色刷りの基本技法を習得し、版表現の多様な世界を体験実習する。
展示計画実習I1単位
芸術祭作品発表のための展示実習を通じて、会場プラン、設営、展示効果などについて実践的に学ぶ。
技法研究2単位
キャンバスを製作しテンペラ画を描く、画溶液や絵の具も各自で調合する体験を通じて、絵画材料に関する認識を深めながら描画のテクニックを習得する。
絵画表現I2単位
1年次専門実技実習のまとめとして人物(コスチューム)を描き、2年次への進級制作とする。

2年次

より実践的な制作を積み重ねながら、「表現する技術」を養い、各自で設定したテーマに基づき自己表現の確立をめざすカリキュラムです。

構成I2単位
絵画における構図、構成、画面の組み立てとは何か、また画面における配置、分割等がもたらす心理効果について学び、その基本をふまえた上で、風景を対象に構成を重視した制作をおこなう。
構成II2単位
「構図」と「構成」及びその表現効果について理解を深める。静物を対象に、配置による基本的な心理効果をふまえつつ、独創的なイメージをもとに制作表現する。
ドローイング2単位
作者の個性や内面性が端的に現れるドローイング制作を通じて、主題を追求して制作に活かそうとする意識と、絵画制作の発想と構想について考える。
版画II(銅版画)2単位
銅という金属の特性を生かした、エッチングとアクアチントによる版画制作を行う。
絵画表現II2単位
卒業制作の導入期間として位置づけ、絵画コース専門実習から学んできた知識や技術を基に、絵画表現と版表現の2部門に分かれて、発想から作品完成までの過程を研究制作する。
展示計画実習II1単位
芸術祭作品発表の展示実習を通じて会場の構成、展示計画などを学ぶ。
卒業制作6単位
絵画コース2年間の集大成である。絵画または版画から1部門を選択し、より高度な自己表現を追求することで、将来への出発点とする。

ここがポイント!

油絵制作を核に、絵画独自の「美を引き出す力」、「表現を楽しむ心」を育みます。また版画、ドローイング、ミクストメディア、テンペラ、彫刻など幅広い課題制作から、現代の絵画表現に通じる高度な創作を実践します。

Future

美術制作で培った主体性と幅広い視野を生かして、さまざまな業界業種への就職活動を行います。企業のデザイン部門などに就職したり、絵画教室を開いたり、公募展やグループ展に出品して作家活動を行なう者が多数います。近年では、本学専攻科への進学者が多く見受けられます。

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