大学の情報公開

A教育研究上の基本情報

大学の教育研究上の目的に関すること

建学の精神・教育理念

人間の創造活動の根源を培う美術教育こそ本来の教育の姿である。

教育目標

横浜美術大学は、学則第1条および第5条に定める教育研究上の目的を達成するため、次の三つを教育目標とする。

  1. 美術・デザインの専門的な表現技術の修得
  2. 美術・デザインの理論的な知識の修得
  3. 社会性と幅広い教養の修得

横浜美術大学では、上記三つの教育目標を達成し、創造的に社会貢献できる人材を育成する。

卒業認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

横浜美術大学は、教育目標に掲げた次の三つを達成し、かつ所定の単位を修得した学生に学士(美術)の学位を授与する。

  1. 美術・デザインの専門的な表現技術
    専門科目64単位(必修6科目19単位を含む)を修得する。
  2. 美術・デザインの理論的な知識
    専門教養(美術史・美術理論)10単位(必修3科目6単位を含む)以上を修得する。
  3. 社会性と幅広い教養の修得
    一般教養から20単位(必修2科目4単位を含む)以上を修得する。

合計124単位以上をもって卒業要件とする。

教育目標の達成により身につく力は、次表のとおりである。

「横浜美術大学で身につく力」
(Yokohama University of Art and Design Competency Goals)
美術・デザインの専門的な表現技術 表現力
創造力
洞察力
情報収集能力
探求力
プレゼンテーション能力
デジタルスキル
美術・デザインの理論的な知識 美術・デザインに関する理論・歴史の知識
美術・デザインに関する技法の知識
社会性と幅広い教養 コミュニケーション能力
論理的思考力
問題解決力/主体性
キャリア形成力
倫理観/社会的責任

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

教育課程編成の考え方

横浜美術大学では、教育課程編成方針を定めるにあたって、次のような考え方を基盤としている。

  1. 充実した初年次教育により、基礎的表現技術と知識を確実に修得させる。
  2. 横断的カリキュラムにより、柔軟な専門分野選択を可能とする。
  3. 一般教養、専門教養のバランスのよい履修により、社会性と幅広い教養を修得させる。
  4. 専門実技諸科目のアクティブ・ラーニングを通じて、問題解決力・主体性を育成する。
  5. 現代の美術・デザイン表現に不可欠なデジタルスキル(ICTの活用を含む)を修得させる。
  6. 卒業制作作品とその発表をもって、最終的な学修評価とする。
  7. 1〜6を専門科目と共通科目の二つの区分に編成する。

専門科目教育課程編成方針(各年次)

1年次
  1. 美術・デザインの基礎的技術・知識の学修のため、横断的に履修可能な、A系(絵画・彫刻)、C系(クラフトデザイン)、V系(ビジュアルデザイン)の三つからメインの系とサブの系の学修を可能とするカリキュラムを設定する。
  2. 専門科目の学修を円滑に進め、確実な成果を得るための必修科目としてデジタル・リテラシー科目(デジタル表現基礎、デジタルプレゼンテーション、映像表現基礎)を設定する。
2年次
  1. 美術・デザインの専門的技術・知識の学修のため、絵画、彫刻、クラフト、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、ビジュアルコミュニケーションデザイン、映像メディアデザイン、アニメーション、イラストレーションの九つのコースカリキュラムモデルを設定する。
  2. コース周辺分野の実技学修のため、コンテクスト・アーツ科目群(演習)を設定する。
3年次
  1. 美術・デザインの専門的技術・知識の学修のため、絵画、彫刻、クラフト、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、ビジュアルコミュニケーションデザイン、映像メディアデザイン、アニメーション、イラストレーション、修復保存コースのカリキュラムモデルを設定し、合計十のコースとする。
  2. 修復保存コースのカリキュラムモデルを設定し、合計十のコースとする。
4年次
専攻における技術・知識の学修のため、美術研究と卒業制作を設定する。

共通科目教育課程編成方針(各年次)

1〜4年次
  1. 幅広い教養の学修と美術・デザインの理論的知識修得のため、一般教養分野として、初年次教育、人文、社会・歴史、体育、外国語、造形、メディア表現、総合の八つの科目群を設定する。なお、総合科目群にはキャリア教育諸科目を含む。
  2. 美術・デザインの理論的知識修得のため、専門教養分野として美術理論、美術史の二つの科目群を設定する。
  3. ウェブデザイン実務士資格課程科目を設定する。
  4. 中学校教諭一種免許状(美術)・高等学校教諭一種免許状(美術)の取得のための教職課程を設置する。

入学者受入方針(アドミッションポリシー)

横浜美術大学は、教育目標を達成するため、美術・デザインに強い関心をもつ次のような人材を求める。

  1. 美術・デザインに関する基礎的・専門的な技術を修得しようとする人。
  2. 美術・デザインに関する基礎的・専門的な知識を修得しようとする人。
  3. 社会性と幅広い教養を身につけようとする人。
  4. 将来は、美術・デザインの技術・知識を活かし、創造的に社会貢献しようとする人。

入試区分と選抜するための基準は次のとおりである。

一般入試

  1. 高等学校までに履修する各教科・科目の内容を理解している。
  2. 本学が実施する高大接続教育プログラムに参加し、学修水準の向上を目指す。
  3. 入学後、本学が実施する各種の事業に積極的に参加しようとする。
  4. 入学後、横浜市および本学に関連する地域における各種の文化・芸術事業に積極的に参加しようとする。

推薦入試

  1. 学校長が推薦する人。
  2. 高等学校までに履修する各教科・科目の内容を理解している。
  3. 本学が実施する高大接続教育プログラムに参加し、学修水準の向上を目指す。
  4. 入学後、本学が実施する各種の事業に積極的に参加しようとする。
  5. 入学後、横浜市および本学に関連する地域における各種の文化・芸術事業に積極的に参加しようとする。

AO入試

  1. 美術・デザイン分野において、優れた実績を有している。あるいは、美術・デザイン分野以外における優れた実績を有し、今後、美術・デザイン分野に活かしていこうとする。
  2. 本学が実施する高大接続教育プログラムに参加し、学修水準の向上を目指す。
  3. 入学後、本学が実施する各種の事業に積極的に参加しようとする。
  4. 入学後、横浜市および本学に関連する地域における各種の文化・芸術事業に積極的に参加しようとする。

学修成果評価方針(アセスメント・ポリシー)

目的

  1. 「卒業認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)」、「教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」及び「入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)」からなる横浜美術大学学位プログラム(以下「学位プログラム」という。)の成果を把握するための評価方法を定め、PDCAサイクルを用いた教学マネジメントの運用を通じて、教員及び学生が主体的に大学教育の内部質保証に寄与することを目的とする。

水準

  1. 学位プログラムは、履修する学生が学位プログラムに定める到達目標を高い水準で達成することを、その目標とする。

手法

  1. 学位プログラムの評価は、学位プログラムで定める到達目標の達成状況を測定し、成績・就職状況及びアンケートを総合して行うものとする。

成績評価

  1. 各授業科目では、カリキュラム・ポリシーに基づきシラバスに記載している方法と「横浜美術大学試験に関する規程」に定める基準により、厳格に成績評価を行うものとする。特に、同一名称複数開講科目については、到達目標や成績評価基準に関して事前に授業担当者間で確認を行うものとする。

調査・分析

  1. 学位プログラムの評価は、別表1に掲げるものを活用して行う。
    また、アンケートについては、学位プログラムの改善のために役立てることを目的として、効果的・効率的に実施する。

評価結果と情報公開

  1. 本学は、学位プログラムの評価結果に基づく学位プログラムの改善を行うとともに、学内外へ公表することにより、社会への説明責任を果たす。