卒業生インタビュー
卒業生に聴く 就職編
手描きが要求されるシーンも多く、授業でデッサンをしていたことが役立っている。
- 高野さんは絵画コースからバッグデザインという世界に飛び込んだということですが、それは何がきっかけだったのですか?
- きっかけは就職相談室で紹介して頂いたことがきっかけで、元々ファッション系に興味があって、ファッション系でデザイナーの仕事に魅力を感じて応募してみました。
- 極端にいうと、フォトショップやイラストレーターはあまり得意じゃないですか?
- ほんとにここにいる皆さんの方が使いこなしているんじゃないかと思うくらいです。絵画コースなので、イラストレーターやフォトショップも授業でやった程度でほとんど苦手でした。
- 入って苦労したのでは?
- 最初に研修期間が2か月あって、先輩に教えて頂いたり、自分で本を見て学んだりして、ほとんど独学という感じでした。
- 油絵を見て、手描きが出来るからということで採用されている訳ですから、バッグデザインは最初の原案とかは手でエスキースしたりすることがあるのですか?
- そうですね。ほとんどで手描きなのでそのデザインをラフ絵に起こす時も手描きですし、サンプルの依頼書というのも全部手描きで行っています。そのあたりは絵画コースでデッサンしたことが役に立っていると思います。
就職相談室の職員の方に本当にお世話になり、面接の練習を何度もやってもらいました。
- それでは、応募時や面接のときなど就職活動のときのことを聞かせてください。
- こちらの会社が受けるのが初めてで、わからないことだらけだったのでとにかく就職相談室の職員の方に本当にお世話になり、面接の練習を何度もやってもらいました。
- 1社目で決まったということは相性がよかったのですね。
- そうですね。うちの会社の経営理念が「お客様に喜んでいただく」をモットーにやっているところが共感して、私も絵を描いたりしていて、誰かが喜んでくれるのがすごく好きだったので、そういうところが共感したのかなと思います。
- それでは、今の在校生にメッセージをお願いします。
- 私は絵画コースで、イラストレーターやフォトショップなど授業で習う程度しかできなかったですが、勉強できる方はもう少しやっておいた方がよいと思います。
髙野 早紀 さん
2012年度 絵画コース 卒業
クインバッグ株式会社 商品企画 勤務 デザイナー


- Interviewer
- 映像メディアデザインコース 教授 三橋 純
- 映像メディアデザインコース
教授 三橋 純