横浜美術大学のSDGsへの取り組み

横浜美術大学では「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて、
教育、研究、社会貢献活動等、様々な取り組みを展開しています。

ニュース

学長メッセージ

美術・デザイン教育研究で、持続可能な社会の創造に貢献する
宮津大輔 学長

横浜美術大学は、前身であるトキワ松学園女子短期大学設立から55年、また母体である学校法人トキワ松学園は100年以上という長い歴史を有しています。

そして、私たちは長い歴史に裏打ちされた「美術による創造性豊かな人間形成」という建学の精神に則り、美術・デザイン領域における専門的な表現技術のみならず、社会性や幅広い教養を修得して、社会に貢献できる人材を育成してまいりました。その大きな特徴は、1年次に分野横断的な幅広い学びを経験し自らの適性を見極めたうえで、2年次以降の専門コースに進むという独自のカリキュラムにあります。

また、入学時には美術やデザインに関する経験が決して十分でない学生も、飛躍的な成長を遂げ、様々な分野で活躍し実績を重ねているのは、本学独自の教育メソッドと小規模大学ならではのきめ細やかなサポート体制によるものといえるでしょう。

このような本学の教育研究方針並びに活動は、SDGs(エスディージーズ):Sustainable Development Goals(「持続可能な開発目標」の略称)に通ずるものがあります。SDGs とは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会実現のため、2030年を年限とし国連サミットにおいて全加盟国一致で採択された17の国際的な目標です。

本学では、ある地域の「道の駅」活性化のためインテリアやエクステリア・デザインを手がけ、製品開発や広告宣伝・PRデザインを行うことで、地域コミュニティが抱える課題解決のお手伝いをしています。あるいは有名なキャラクターを使用した手洗い推奨アニメーションを制作することで、新型コロナ禍における感染防止に寄与しています。また、AR(拡張現実機能)を用いた児童向け体感型学習装置の開発・運営をICT系企業と連携して行ったり、高齢者向け介護施設で展覧会やワークショップを実施したりもしています。

上記以外にも、大学における教育研究の成果を広く社会に還元するため、産学連携や地域コミュニティとの協働、生涯学習講座の開講などを積極的に行っています。

以上のように、本学の様々な取り組みは、自らの特性を活かしSDGs達成に向けた実践的な活動に他なりません。

これからも私たちは、「誰一人取り残さない」持続可能な社会を創り出す担い手の一人であることを自覚しつつ、引き続き本学独自の教育研究活動に邁進してまいります。

横浜美術大学 学長
宮津 大輔

持続可能な開発目標(SDGs)とは

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。