アルバイトについて
アルバイトは、学費や生活費の支えとなるだけでなく、社会経験を積む貴重な機会でもあります。しかし、最近では、学生を狙った悪質なアルバイト(いわゆる「ブラックバイト」)や、風俗産業への勧誘が増加しており、大きな問題となっています。特に、以下のような特徴のあるアルバイトには注意が必要です。
・契約内容が不明確なまま勤務を求められる
・長時間労働やシフトの強制
・「高収入」「誰でもできる」など甘い言葉で勧誘される風俗関連の仕事
このようなアルバイトに関わってしまうと、精神的・身体的な負担を抱えるだけでなく、最悪の場合、法律的なトラブルに巻き込まれることもあります。特に風俗関連の仕事は、たとえ合法であっても学生生活や将来に大きな影響を与える可能性がありますので注意してください。
また、真剣に学びながら自立しようとする学生の選択や努力が、周囲からの心ない言動や干渉により傷つけられるようなことがあってはなりません。不安を感じたときや困ったことがあったときは、ためらわず大学や然るべき機関に相談してください。
<相談窓口>
・警察相談窓口
電話:03-3501-0110
・東京都生活文化スポーツ局 治安対策課相談窓口
電話:03-5388-2279
メール:S1120303 @ section.metro.tokyo.jp
SNS等の利用について
SNSの利用に関するトラブルが多発しており、社会問題にも発展しています。SNSへの投稿は、不特定多数の人が閲覧可能であるという特性を持っています。
そのため、
・投稿内容が誤解を生む可能性がある。
・他者のプライバシーや著作権を侵害してしまうことがある。
・軽率な発言が炎上や名誉毀損、場合によっては違法行為とみなされることもある。
SNSは便利なツールである一方で、発信した情報が拡散され、取り返しのつかない問題に発展する危険性もあります。投稿を行う際には、「誰が見ても問題ない内容か」「他人を傷つけていないか」などよく考え、軽率な書き込みをしないよう十分注意してください。
また、SNSをきっかけとした消費者トラブルが急増しています。SNSで知り合った相手でも、簡単に信用してお金を渡したり、身分証や個人情報を送ったりしないでください。少しでも不審に感じたら、誰かに相談し、冷静に行動しましょう。
<相談窓口>
・消費者ホットライン 電話:188
・かながわ中央消費生活センター相談窓口 電話:045-311-0999