2025年6月17日、ビジュアルコミュニケーションデザイン専攻の4年次「情報ゼミ」にて、本学における情報デザイン教育の在り方について座談会を実施しました。
本座談会には、今年度よりビジュアルコミュニケーションデザインコース(2・3年次対象)の非常勤講師として着任された、DeNA(株式会社ディー・エヌ・エー)デザイン本部所属のUI/UXデザイナー・猪鼻セカンドル貴正氏、万博プロジェクトなど高度なデザイン実装を手がけCSS Design Awardsの受賞歴を持つエンジニア・長澤十生氏、そして情報ゼミを担当する加藤弥生准教授の3名が登壇しました。
本コースでは、情報社会の基盤を担うアプリケーションデザインやUI/UXデザインなど、情報デザイン分野の教育強化を進めており、第一線で活躍する専門家を講師陣に迎え、今後この分野を牽引していくために学生が学ぶべきことは何か、情報ゼミ生たちのリアルな声も交えながら意見交換を行いました。
また、デザイン実装におけるAIの活用がスタンダードとなりつつある現在、企画段階からWebサイト上で3Dグラフィックスを高速に描画するWebGL(Web Graphics Library)技術の活用を視野に入れた、幅広い表現力を持つデザイン提案や、ユーザーの行動心理を的確に捉えるデザインの重要性についても、活発な議論が交わされました。