トキワ松学園中学校高等学校高大連携「ブランドデザイン講座」出張授業を実施しました

本学併設校のトキワ松学園中学校高等学校美術・デザインコース3年「ブランディング」授業の事前学習として、ビジュアルコミュニケーションデザインコースリースナー佳子准教授による、高大連携「ブランドデザイン講座」の出張授業が行われました。

講座内ではブランディングの起源や意義をはじめ、理念の視覚化やリサーチの重要性が伝えられました。
その後の高校授業では、架空企業を想定し、イメージアップを図るためのコンセプト設定、企業ロゴマーク、商品パッケージやさまざまなグラフィックメディアへと展開されています。

トキログ！　高３授業「ブランディング」
https://tokiwamatsu.ac.jp/tokilog/cate_03/18192/

美術科根岸景子先生からのコメント

「大学の学びをちょっと先取り！」
この授業は、毎年高校3年生のカリキュラムの一環として行っている恒例のプログラムです。
高校2年生のデザイン授業では、与えられた条件に基づいて制作する課題が中心ですが、3年生ではより自発的な発想力や、社会のニーズを読み解く力を育むことを目的としています。生徒たちは長期間にわたってどのような商品やデザインを作り上げるか、試行錯誤を重ねながら、主体的に課題に取り組みます。

横浜美術大学のリースナー先生は、デザイナーとして豊富な経験をお持ちで、専門的な視点からの講義やアドバイスは、生徒たちにとって大きな刺激であり、大学での学びを一足先に体験する機会でもあるので、進学や将来の進路選択にもつながっています。トキワ松学園高等学校では、今後もこうした多様なアプローチを通して、生徒一人ひとりがより深い学びへと進んでいけるよう取り組んでまいります。

参加した生徒の感想（一部抜粋）

今回の授業で、ブランドの意味や定義、ブランドとブランディングの違いなど、普段の授業で学べなかったデザインの知識について知ることができて、とても良い経験になりました。特にロゴデザインの特徴について教えていただいた事が印象に強く残っています。
ブランディングと聞いてなんとなくしか理解できていなかったので今回のお話を聞いてとても理解が深まりました。
ブランディングについて深く知ることが出来ました。何がブランディングか、どうして大切なのか、ブランドとは何か、消費者が求めている物とは何か、とても大切なことが知れたと思います。
ブランドのロゴの意味に興味がわいてきました。これからも様々なブランドのロゴの意味を調べてみたいと思います！